今回のブログは、食用色素を使った毛糸の手染めについて書いていきたいと思います!
ダイロンなどの市販の染料は使わず、近所のスーパーなどで手に入るものを使って染めていくので、手軽に毛糸の手染めに挑戦できます。
目次
食用色素での手染め方法
参考ブログ
Knit BRANCHの編み物ブログ
食紅(食用色素)で毛糸を染めてみました。 – Knit BRANCHの編み物ブログ
今回Knit BRANCHの編み物ブログ様のブログを拝見して、初めて毛糸を染めてみよう!と思い実践してみました。
食用色素を使った染め方を詳しくブログ内で説明してくれています。
参考動画
Space Dyeing a Twisted Skein of Yarn with Wilton’s Violet and Delphinium Blue
Copyright © 2015 Space Dyeing a Twisted Skein of Yarn with Wilton’s Violet and Delphinium Blue – YouTubeAll Rights Reserved.
日本語の動画ではないので、参考というよりはフィーリングで見て楽しんでいます。
色の配色のセンスが凄まじく素敵です。
もう少し編み物の技術が上達したら、海外で販売されている手染めの糸を一度は購入してみたいですね。
今回使用した染料や糸など
・食用色素
食用色素いはKnit BRANCHの編み物ブログ様のブログと同じものを使用しました。

近所のスーパー何店舗か行きましたが、この共立食品の食用色素しか見かけなかったので、日本ではもっともポピュラーな食用色素っぽいです。
食用色素 青|商品紹介|共立食品
小売希望価格は150円(税抜)とかなりお安いです。
(Amazonだと、2021年1月時点で298円で送料無料なので、スーパーなどで買うよりも少し高くなってしまいます)
海外製の食用色素だと色なども豊富で、粉末ではなく液体だったりと扱いやすそうなものが豊富です。
ただ、一般的なスーパーではなかなかお見掛けできないと思うので、海外製の食用色素はネット購入になるかと思います。
・毛糸
手染め専用の糸や染色できそうなソックヤーンが手元になかったので、前回靴下を編んだあまりのひつじちゃんナチュラルを使用しました。

ウール100%の毛糸はフェルト化させないように染めないといけないので、防縮ウールやソックヤーンの方が扱いやすいとは思います。
私はフェルト化についてかなり甘くみていたので、あとでウール100%で染めたことを少し後悔しました…
食用色素染めの手順
染める前の注意点
・食用色素なので手などについても洗えば落ちますが、手袋をして作業した方が良いと思います。
・使うものが食用色素とお酢といった料理に使うものですが、染色に使った道具は染色専用にして料理には使わないで下さい。
・結構な量のお酢を使うので、十分な換気をしながら行って下さい。かなりお酢臭くなります。
私の染め方
手染めは一期一会の色だと思って、私はかなり大雑把に染めています。
同じ色を再現したい場合は食用色素の分量をしっかりはかって下さい。
①毛糸の下処理をします。
カセ巻きにした毛糸を、水とお酢を混ぜた液に30分程つけます。

お酢の分量は、だいたい水500mlに対して大さじ2程度で大丈夫です。
毛糸を酸性にするのが目的なので、お酢の他にも酢酸、ホワイトビネガーなどご自宅にあるもので代用可能です。
その際の分量は今回の大さじ2とは変わってきます。
②耐熱ガラスの瓶に食用色素とお酢とお湯をいれて、よく混ぜてから①の毛糸を投入します。
濃いめに染めたい場合は、食用色素の粉末の量は毛糸の重さの3%程度を基準にしています。

WECK ガラス保存容器 チューリップシェイプ 1.0L WE-745
染液の色は、濃い色に見えていても思ったより濃度は低いです。
想像よりも薄く染まってしまった場合は二度手間にはなりますが、もう1回染めることも可能です。
③湯銭をしながらたまにかきまぜます。
ウール100%の毛糸は急激な温度変化でもフェルト化するとのことなので、弱火でじっくり温めると良いす。ウール用染料で毛糸を染めてみよう – DARUMA STORE

40分ほど火にかけて、最後10分くらいは火を少し強めてしっかり沸騰させました。
耐熱ガラスは急な温度変化でも割れないように強化されたガラスですが、万が一のことがありますので温度変化はなるべく少ないにこしたことはありません。④冷めるまで放置。
常温になるまで放置します。

繊維が染料を吸収すると、染液が透明になります。
染料が繊維に入りきるまえに洗ってしまうとしっかり染まらないので、しっかり冷ましてから洗って下さい。
⑤完成です!
エマールなどのおしゃれ着用洗剤で洗っていきます。
洗った毛糸はネットにいれて30秒ほど脱水して、日陰で干して、乾けば完成です。

↑耐熱ガラスの容器に比べて染めた毛糸の量が多かったので、少しムラになってしまいました。
容器の中で毛糸がぎゅうぎゅうになっていたことが原因だと思われますので、均等に染めたい場合は余裕を持たせた方が良いと思います。

Knit BRANCHの編み物ブログ様は10gの毛糸を200mlで染めていたので、今度染めるときはあまり欲張らずに毛糸の量を減らしてみようと思います。
ではでは今回はこのへんで!
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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